虫の樹脂標本作成方法(例:オオスズメバチ女王蜂)
虫の樹脂標本の作り方
虫といっても様々な種類があります。その種類によって、全く処理方法が異なったり、難易度も違ったりします。その違いについては、「樹脂標本作成日記」で実際様々な樹脂標本を作成しながら考察していきたいと思います。
今回は、オオスズメバチ(女王)を例に作成手順を説明していきたいと思います。オオスズメバチで樹脂標本を作成すると、色がとても美しく出て、全身が毛でおおわれているため虫表面の樹脂のくい付きが良い(剥離しにくい)等、非常に樹脂標本に適している虫といえます。まずは、入門編ということで紹介していきます。
1.乾燥標本の作成
まずは乾燥標本を作成します。作成方法は、対照生物の特性によって大きく異なります。虫の絞め方は一つのテーマかも知れません。小さな袋に虫を入れて袋を縛り、鍋に水を張って沸騰させてそこに袋を投入すると、短時間かつ無傷かつ関節の硬直無く絞めることが出来ます。冷凍庫に5分程入れるのも方法の一つです(ただし、凍らせてはいけません)。

図はカミキリムシです(オオスズメバチの写真撮り忘れたもので(汗))
その後の処理は、その虫によって大きく異なります。オオスズメバチの場合は、関節をほぐした後、70%程度のエタノール(無水エタノールを水で薄めたもので、無水エタノールは薬局等で手軽に購入できます)に浸け、それを2~3分程度湯煎します。そうすることで、縮まっていた腹部が伸びきり、関節が柔らかくなり、纏足を楽に進めることが出来ます。湯銭によって色が落ちてしまう虫(ナミハンミョウ・ルリモンハナバチ・ハバチ全般・ラミーカミキリその他多数)にはこの方法は向きませんので、絞めたらすぐに纏足作業に移ります。


纏足には、裁縫用のまち針でもいいのですが、ペットショップなどに売っている標本用の「標本針」の方がベターです。オオスズメバチのような大きな虫ならまち針でも問題ないのですが、小さい昆虫となるとまち針の丸いプラスチック部分が邪魔になります。標本針は非常に安い値段で大量に購入できるのでおすすめです。

乾燥は、まずはじっくりと自然乾燥(1か月以上)して十分乾燥したら、今度は食洗機等で高温乾燥すると、形が崩れないで中までカラカラに乾燥できます(ただし、ナミハンミョウ等、高温乾燥に向かない虫もありますのでご注意。その場合は長期間の自然乾燥で対応を)。その後、さらに半年以上自然乾燥すれば完璧です。虫から出る油によって、標本が黒ずむことがあります。その場合は、アセトンに1週間程浸けこむことをおすすめします。油の多い虫(アカマダラハナムグリ等)は1か月以上浸けこむ必要があるみたいです(さすがにアカマダラハナムグリは特殊ですが)。高濃度のアセトンは薬局等で購入するのはちょっと困難ですが、ネット通販ならポチるだけで購入できます(まったく・・・恐ろしい時代になったものよ)。アセトンで油抜き後、再び上記の手順で乾燥させます。

標本の乾燥期間は非常に長く要します。ですので、春~秋にかけて虫を採り溜めておいて、樹脂標本の作成は、次の年の楽しみに!という風に、焦らず気長に楽しみながら採集、乾燥標本作りを進めていきましょう。
注)標本の修復
もし、事故で足等が折れてしまったら、乾燥標本の場合は木工用ボンド等の接着剤でつなぎ合わせる場合が多いようですが、樹脂標本にする予定の場合、接着剤はNGです。接着剤の種類によると思いますが、少なくとも木工用ボンドは樹脂を流し込んだ際に化学反応を起こして白色化してしまいます。標本の修復には、接着剤ではなく必ず樹脂を使いましょう。流し込みの際に樹脂は必ず余りますので、その樹脂で修復すると綺麗に仕上がります。

2.超簡単!型の作成
乾燥標本を完成させたら、樹脂を流し込む「型」を用意します。型はシリコンで作成されたものがよく売っています。しかし、これらは高価であり、自分が理想とする型を探し当てるのは非常に困難であること、何度か使うと劣化して使い物にならなくなって破棄しなければならないなど、デメリットが多いです。今回は、そんなデメリットをほぼ解消した型の作成方法を紹介します。まず、ネット通販、ホームセンター等でPP(ポリプロピレン)板を購入します。PP板に型にしたい展開図をマジックで書き、切り取ります。今回のオオスズメバチの型は、6×6×6cmの正方形にしました。


樹脂を流し込む面を紙やすりでザッと磨いて表面に傷をつけます。そして離型剤目的でシリコンラッカースプレーを吹き付けます。こうすることで、樹脂が硬化した後の板の剥がし作業がすごく楽になります。

展開図をセロハンテープで貼り付けて型を組み立てて出来上がり。樹脂が漏れないように隙間なくテープで貼りましょう。

3.樹脂の撹拌・流し込み(撹拌に紙コップや割り箸はNG?)
いよいよ完成した型に樹脂を流し込んでいきます。このとき使用したのは「クリスタルレジンⅡ(今現在は生産終了になっています。クリスタルレジンNEOをおすすめします→樹脂標本作成方法まとめ)。カップで主剤と硬化剤を10:4の割合で秤で量ります。精度は意外と適当でも大丈夫です(でも適当過ぎはだめかな(笑))。そして棒で混ぜていきます。その際、紙コップや割り箸を使用すると、どうも気泡が出来る原因になるようです(組織に含まれる水分?それとも空気?詳しい理由は分かりませんが)。プラスチックのカップ、プラスチックの棒(樹脂を購入すると一緒についてくる)を使用する方がベターです。硬化不良がしばしば報告されていますが、その大半は撹拌不足です。気泡が入ってもいいので、とにかくよく混ぜ合わせてください。良く混ぜ合わせたら、樹脂をドライヤーで軽く温めます。すると気泡が上がってきます。真空保存容器(+真空保存庫用ポンプ)を使用すると、全気泡を一気に樹脂表面に持ち上げることが出来ます。その持ち上がった気泡をスポイトで除去していきます(真空保存用気が無い場合は、ドライヤーでしつこく温めると、大半の気泡を表面に持ち上げることが出来ます。でも、熱が発生してしまうので失敗のもとになるかも・・・)。気泡を除去したら、型に流し込んでいきます。



最初は土台。適度な量を流し込みます。ホコリが入らない場所(タッパーなどに入れて)約24時間静置します。
流し込んだらカップに少し液が余ります。あとで使いますので、捨てないで一旦冷凍しておきます(冷凍すると硬化を遅らせることが出来ます)。
オオスズメバチを型の中に投入します。それから、また樹脂を流し込んでいきますが、このままの状態で樹脂を流し込むと虫が浮き上がってしまいます。そこで、先ほど冷凍した樹脂を使います。樹脂をドライヤーで温めて再軟化させ、樹脂と接している昆虫の足の部分にかけて、樹脂と昆虫をくっつける接着剤の代わりとして使います(コップと棒は使い捨てにしないで、樹脂が固まる前にティッシュでよく拭けば再利用可能です)。そして、再び24時間待ちます。

静置後、虫が樹脂に固定されます。固定させたら、樹脂を流し込んでいきます。今回の6×6×6cmの型は、流し込む樹脂の量が非常に多いので、2回に分けて流し込んだ方が無難です。


4.型の取り外し・カッティング・研磨
硬化したら型を剥がします。本当に気持ちよく剥がれます。黄ばんでいるのは、熱で変色した離型剤が樹脂表面に付いているためです。

カッティングと表面の離型剤の除去を行います。カッティングは彫刻刀で、剥型剤除去は紙やすりで行います。耐水紙やすりは色々な番手がセットになっている物が便利で、若い番号(80番~240番程度)で形の整形を行います。


紙やすりで表面を磨いていきます(400番~2000番、番号の若い順で磨いていきます)。そうすると、中の虫が見えてきます。

最後にコンパウンドで磨いていきます。以下のセットがおすすめです。粗いものから超細目まで順々に磨いていくことができ、また、安価なのも魅力だと思います。


上記のコンパウンドセットで細目→中目→極細の順で磨いていき、最後に超鏡面で磨きます。布で磨くと良いと言われていますが、私は手軽なティッシュで磨きます。磨く力が強すぎると傷が出来てしまいますが、弱すぎると綺麗に磨けません。力加減にコツが要るようです。
5.完成・保存時の注意
やすり・コンパウンドでの研磨によって完成しました。





色々な角度から観察できるのが魅力ですね。
オオスズメバチは色が美しく上がり、樹脂標本にとても向いていると思います。これが全ての虫に当てはまりません。たとえば、超近縁種のコガタスズメバチでは、樹脂を流し込んだ時点で真っ黒に色褪せてしまいます。

コガタスズメバチの樹脂標本:模様が台無しに・・・
これほどの近縁種でもここまでの差が出てしまうのが、樹脂標本の難しさと同時に面白さだと思います。
保存方法には注意が必要です。まずは直射日光を避けることです。紫外線に当てると黄変が早まります。また、急激な温度変化がある場所も避けなければなりません。たとえば、エアコンの近くに置いておくと、標本と樹脂の剥離が進み、一気に標本がダメになります。それらに気を付ければ、長期的な保存が可能になります。
樹脂標本作成・樹脂の比較等はこちら→ 樹脂標本作成方法まとめ
虫といっても様々な種類があります。その種類によって、全く処理方法が異なったり、難易度も違ったりします。その違いについては、「樹脂標本作成日記」で実際様々な樹脂標本を作成しながら考察していきたいと思います。
今回は、オオスズメバチ(女王)を例に作成手順を説明していきたいと思います。オオスズメバチで樹脂標本を作成すると、色がとても美しく出て、全身が毛でおおわれているため虫表面の樹脂のくい付きが良い(剥離しにくい)等、非常に樹脂標本に適している虫といえます。まずは、入門編ということで紹介していきます。
1.乾燥標本の作成
まずは乾燥標本を作成します。作成方法は、対照生物の特性によって大きく異なります。虫の絞め方は一つのテーマかも知れません。小さな袋に虫を入れて袋を縛り、鍋に水を張って沸騰させてそこに袋を投入すると、短時間かつ無傷かつ関節の硬直無く絞めることが出来ます。冷凍庫に5分程入れるのも方法の一つです(ただし、凍らせてはいけません)。

図はカミキリムシです(オオスズメバチの写真撮り忘れたもので(汗))
その後の処理は、その虫によって大きく異なります。オオスズメバチの場合は、関節をほぐした後、70%程度のエタノール(無水エタノールを水で薄めたもので、無水エタノールは薬局等で手軽に購入できます)に浸け、それを2~3分程度湯煎します。そうすることで、縮まっていた腹部が伸びきり、関節が柔らかくなり、纏足を楽に進めることが出来ます。湯銭によって色が落ちてしまう虫(ナミハンミョウ・ルリモンハナバチ・ハバチ全般・ラミーカミキリその他多数)にはこの方法は向きませんので、絞めたらすぐに纏足作業に移ります。
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纏足には、裁縫用のまち針でもいいのですが、ペットショップなどに売っている標本用の「標本針」の方がベターです。オオスズメバチのような大きな虫ならまち針でも問題ないのですが、小さい昆虫となるとまち針の丸いプラスチック部分が邪魔になります。標本針は非常に安い値段で大量に購入できるのでおすすめです。
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乾燥は、まずはじっくりと自然乾燥(1か月以上)して十分乾燥したら、今度は食洗機等で高温乾燥すると、形が崩れないで中までカラカラに乾燥できます(ただし、ナミハンミョウ等、高温乾燥に向かない虫もありますのでご注意。その場合は長期間の自然乾燥で対応を)。その後、さらに半年以上自然乾燥すれば完璧です。虫から出る油によって、標本が黒ずむことがあります。その場合は、アセトンに1週間程浸けこむことをおすすめします。油の多い虫(アカマダラハナムグリ等)は1か月以上浸けこむ必要があるみたいです(さすがにアカマダラハナムグリは特殊ですが)。高濃度のアセトンは薬局等で購入するのはちょっと困難ですが、ネット通販ならポチるだけで購入できます(まったく・・・恐ろしい時代になったものよ)。アセトンで油抜き後、再び上記の手順で乾燥させます。
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標本の乾燥期間は非常に長く要します。ですので、春~秋にかけて虫を採り溜めておいて、樹脂標本の作成は、次の年の楽しみに!という風に、焦らず気長に楽しみながら採集、乾燥標本作りを進めていきましょう。
注)標本の修復
もし、事故で足等が折れてしまったら、乾燥標本の場合は木工用ボンド等の接着剤でつなぎ合わせる場合が多いようですが、樹脂標本にする予定の場合、接着剤はNGです。接着剤の種類によると思いますが、少なくとも木工用ボンドは樹脂を流し込んだ際に化学反応を起こして白色化してしまいます。標本の修復には、接着剤ではなく必ず樹脂を使いましょう。流し込みの際に樹脂は必ず余りますので、その樹脂で修復すると綺麗に仕上がります。

2.超簡単!型の作成
乾燥標本を完成させたら、樹脂を流し込む「型」を用意します。型はシリコンで作成されたものがよく売っています。しかし、これらは高価であり、自分が理想とする型を探し当てるのは非常に困難であること、何度か使うと劣化して使い物にならなくなって破棄しなければならないなど、デメリットが多いです。今回は、そんなデメリットをほぼ解消した型の作成方法を紹介します。まず、ネット通販、ホームセンター等でPP(ポリプロピレン)板を購入します。PP板に型にしたい展開図をマジックで書き、切り取ります。今回のオオスズメバチの型は、6×6×6cmの正方形にしました。
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展開図をセロハンテープで貼り付けて型を組み立てて出来上がり。樹脂が漏れないように隙間なくテープで貼りましょう。

3.樹脂の撹拌・流し込み(撹拌に紙コップや割り箸はNG?)
いよいよ完成した型に樹脂を流し込んでいきます。このとき使用したのは「クリスタルレジンⅡ(今現在は生産終了になっています。クリスタルレジンNEOをおすすめします→樹脂標本作成方法まとめ)。カップで主剤と硬化剤を10:4の割合で秤で量ります。精度は意外と適当でも大丈夫です(でも適当過ぎはだめかな(笑))。そして棒で混ぜていきます。その際、紙コップや割り箸を使用すると、どうも気泡が出来る原因になるようです(組織に含まれる水分?それとも空気?詳しい理由は分かりませんが)。プラスチックのカップ、プラスチックの棒(樹脂を購入すると一緒についてくる)を使用する方がベターです。硬化不良がしばしば報告されていますが、その大半は撹拌不足です。気泡が入ってもいいので、とにかくよく混ぜ合わせてください。良く混ぜ合わせたら、樹脂をドライヤーで軽く温めます。すると気泡が上がってきます。真空保存容器(+真空保存庫用ポンプ)を使用すると、全気泡を一気に樹脂表面に持ち上げることが出来ます。その持ち上がった気泡をスポイトで除去していきます(真空保存用気が無い場合は、ドライヤーでしつこく温めると、大半の気泡を表面に持ち上げることが出来ます。でも、熱が発生してしまうので失敗のもとになるかも・・・)。気泡を除去したら、型に流し込んでいきます。

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最初は土台。適度な量を流し込みます。ホコリが入らない場所(タッパーなどに入れて)約24時間静置します。

流し込んだらカップに少し液が余ります。あとで使いますので、捨てないで一旦冷凍しておきます(冷凍すると硬化を遅らせることが出来ます)。
オオスズメバチを型の中に投入します。それから、また樹脂を流し込んでいきますが、このままの状態で樹脂を流し込むと虫が浮き上がってしまいます。そこで、先ほど冷凍した樹脂を使います。樹脂をドライヤーで温めて再軟化させ、樹脂と接している昆虫の足の部分にかけて、樹脂と昆虫をくっつける接着剤の代わりとして使います(コップと棒は使い捨てにしないで、樹脂が固まる前にティッシュでよく拭けば再利用可能です)。そして、再び24時間待ちます。

静置後、虫が樹脂に固定されます。固定させたら、樹脂を流し込んでいきます。今回の6×6×6cmの型は、流し込む樹脂の量が非常に多いので、2回に分けて流し込んだ方が無難です。


4.型の取り外し・カッティング・研磨
硬化したら型を剥がします。本当に気持ちよく剥がれます。黄ばんでいるのは、熱で変色した離型剤が樹脂表面に付いているためです。

カッティングと表面の離型剤の除去を行います。カッティングは彫刻刀で、剥型剤除去は紙やすりで行います。耐水紙やすりは色々な番手がセットになっている物が便利で、若い番号(80番~240番程度)で形の整形を行います。
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紙やすりで表面を磨いていきます(400番~2000番、番号の若い順で磨いていきます)。そうすると、中の虫が見えてきます。

最後にコンパウンドで磨いていきます。以下のセットがおすすめです。粗いものから超細目まで順々に磨いていくことができ、また、安価なのも魅力だと思います。
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上記のコンパウンドセットで細目→中目→極細の順で磨いていき、最後に超鏡面で磨きます。布で磨くと良いと言われていますが、私は手軽なティッシュで磨きます。磨く力が強すぎると傷が出来てしまいますが、弱すぎると綺麗に磨けません。力加減にコツが要るようです。
5.完成・保存時の注意
やすり・コンパウンドでの研磨によって完成しました。





色々な角度から観察できるのが魅力ですね。
オオスズメバチは色が美しく上がり、樹脂標本にとても向いていると思います。これが全ての虫に当てはまりません。たとえば、超近縁種のコガタスズメバチでは、樹脂を流し込んだ時点で真っ黒に色褪せてしまいます。

コガタスズメバチの樹脂標本:模様が台無しに・・・
これほどの近縁種でもここまでの差が出てしまうのが、樹脂標本の難しさと同時に面白さだと思います。
保存方法には注意が必要です。まずは直射日光を避けることです。紫外線に当てると黄変が早まります。また、急激な温度変化がある場所も避けなければなりません。たとえば、エアコンの近くに置いておくと、標本と樹脂の剥離が進み、一気に標本がダメになります。それらに気を付ければ、長期的な保存が可能になります。
樹脂標本作成・樹脂の比較等はこちら→ 樹脂標本作成方法まとめ
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